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たわし(その1)
コメント(0)| Track back(0) | 2003-08-31 01:35:19
たわしは不思議だ。たわしとはいったいなんだろうか。

TVのクイズ番組で、残念賞には必ずたわしだ。なぜ。
そんなに残念なのか。たわしをもらって喜ばないと言い切れるのか。
フライパンの焦げを取るときにたわしは役に立つ。むしろ、頑固な汚れにはたわしでなくてはいけない。
頑固な汚れにプラズマテレビ。これはいただけない。
明日子供の運動会にお弁当を作っていかなければならない、しかし、フライパンが汚れている。
こんな時、たわしと箱根温泉旅行、どっちをとるだろうか。もちろん、子供の運動会の思い出を
温泉旅行にするという手もあるだろうが、ここはたわしで運動会の思い出をつくるべきだ。
一等賞でもとったらなおさらいい思い出になるだろう。
たわしは価値があるのだ。

残念さを強調するなら、ザリガニの抜け殻でもやっておけばいい。
番組最後のダーツであたったのが抜け殻。ここでいいリアクションを取れるのが大事なのである。
もしかしたら、名物になるかもしれない。

そもそも、たわしの残念賞への使われ方は伝統がある。
「新婚さんいらっしゃい」やら「志村けんのだいじょぶだぁ」やら、かなり以前から使われている。
ここまでくると、最早そのために発明されたのかと思ってしまう。特許も意味が無い。
あの、茶色いパームやしの繊維を原料にした物体。残念さを強調するために作られたとしたら
考えた人は相当な偉業を達成したといえる。・・・良いか悪いかは別として。

そう、あの茶色い物体、それが「たわし」だ。
「たわし」という名前そのものだ。もし、なまえが「グリンヌ」だったらどうか。
そんなもので汚れは落ちないだろう。
声に出してみよう、「たわし」と。やはり、あの茶色い繊維の塊は、「たわし」なのである。

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